自社生産集成材

 当社の集成材は全て『無節』となっております。
厳選した国産桧無地板(8mm)を限界まで乾燥し、丹念に圧着、全ての行程を自社で行い製造しています。
堅牢さに加え、切断面の美しさには定評があります。無節集成材は、キッチンカウンターやテーブルなど、各種家具の材料だけではなく、住宅用建材としても活躍しています。
 

1.製材

桧の丸太を12mm厚に製材し、歪みの出にくい桧集成材の原板を作ります。
 

2.乾燥

自然乾燥と乾燥室での乾燥により、木材の含水率を10%以下にします。
 

3.グレーティング

材料を吟味し、仕分けを行います。
 

4.フィンガー加工

選別されたひき板の切断面にフィンガー加工を施し接着後、4~5mの長さに揃えます。当社では日本接着工業界室内空気汚染対策のための11条に基づきノンホルムアルデヒド製品登録を行い登録を許可された製品 株)オーシカ社のノンホルムアルデヒド製『鹿印ピーアイボンド用架橋剤H-3M登録番号JAIA-00116F☆☆☆☆』を使用しています。人にも環境にも優しく、安全な接着剤を使用しておりますのでご安心ください。
 

5.プレス

必要な断面サイズに合わせて接着されたひき板を貼り合わせます。
圧力を掛けた状態にしてそのまま圧着させ、十分な養生時間をおきます。
 

6.仕上げ

製品寸法に合わせ、表面を削って仕上げます。

 

乾燥

グレーティング

フィンガー加工

 

集成材で住宅造り

梁、束、階段、手摺り、羽目板など全てが集成材を使用しています。
天井部分には『節』集成材を使うことで照明を生かす造りに。
 
木材素材よりも強度のばらつきが小さく、そのため設計強度を大きく取ることができます。製造時、十分な乾燥工程を経ていますので、施工後の乾燥による変形・割れ等の狂いが生じにくいのが特徴です。

集成材住宅1
 
集成材住宅2